4300人のTPI分析で解明!ゴルフスイング5つの癖|原因と矯正法

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リバース・スパイン・アングル ドライバー
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アマチュアのゴルフスイング5つの癖とチェックポイント

※当記事はTPI認定インストラクター石井建嗣氏(所属:ゴルフショップイシイ)の監修によるものである。

本当に正しいゴルフスイングを手に入れるためには、正しい体の使い方を知らなければならない。

また、力強く安定したスイングには、強い筋力とスムーズな関節の動きが不可欠である。

今回ご紹介する、ゴルファーのためのプログラム、TPI「Titlist Performance Institute(タイトリストパフォーマンス研究所)」を受けることで、あなたの体のウィークポイントが可視化され、スポーツ医学に基づいた適切なトレーニング方法が分かるようになる。

また、アマチュアゴルファーに見られる、特徴的な5つのスイングの癖と原因とその矯正方法を理解することで、あなたのスイングは確実にバージョンアップしていくことだろう。

日本ではあまり知られていないが、世界中のトッププレイヤーが取り入れているTPIプログラムを知ることで、あなたのゴルフスイングに対するイメージは一変することだろう。

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スポーツ医学に基づく最新最先端のスイング理論「TPI」

Titlist Performance Institute
今回ご紹介する、アマチュアゴルファーの特徴的な5つのゴルフスイングを分析したのは、ゴルフスイングに関する人体機能の研究を行っている世界最先端の教育組織「TPI(タイトリスト・パフォーマンス・インスティテュート)」だ。

日本ではあまり聞き覚えのないTPIについて下記にまとめておく。

  • ゴルフスイングに関する人体機能の研究を行う世界最大、最先端の教育組織
  • 2003年よりトッププロを含む数千人のデータを蓄積、分析
  • 現在、TPI認定専門家(有資格者)は世界58ヵ国、15,000人以上
  • TPIのスポンサーはタイトリスト
  • TPIゴルフフィットネスプログラムは数年前のUSPGAツアー優勝者の約8割が取り入れている
  • 米PGA、LPGAのティーチングプロにとってTPIの理論習得と認定取得は必須
  • 2013年より日本でも「TPIセミナー」が開催され、TPI認定専門家が増加中

ちなみに、アメリカのベストゴルフコーチにも選ばれ、タイガー・ウッズ、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、ジミー・ウォーカーなども教え子に持つブッチ・ハーモンも、TPIについて下記のように述べている。

あなたがコーチング、物理的トレーニング、または医学的評価をするゴルファーのビジネスに携わっている場合はTPI認証は必須だ。

TPIのゴルフフィットネストレーニングは、スポーツ医学、理学療法、バイオメカニクス、スイング力学に基づいた「人間の体はどう動くのか?」に基づき、あなたにとって最も効率の良いゴルフスイングを提唱してくれるのだ。

5つのゴルフスイング悪い癖

いよいよここからは、アマチュアゴルファーにみられる、もっとも一般的な5つのゴルフスイングの悪い癖を紹介する。

TPIが4,300人以上のアマチュアゴルファーのスイングを分析した結果である。

あなたのゴルフスイングにも当てはまる症状があるはずだ。

5つのゴルフスイングの原因と矯正方法もあわせて紹介するので、ぜひともあなた自身のゴルフ上達の参考にしてほしい。

1.アーリー・エクステンション(ダウンでお尻が前に出ちゃう)

.アーリー・エクステンション
画像:アーリー・エクステンション

アーリー・エクステンションとは、ダウンスイングで下半身がボールに向かっていき、インパクト前にお尻が前に出てしまう動作のことを指す。

アマチュアゴルファーの64%がこの癖を持っている。

矯正方法

アーリー・エクステンションを直すためには、お尻を出さないように意識するしかない。

あと、このクセを持っている人に長尺(46インチ以上)クラブはおすすめしない。

なぜならば、お尻が前へ出てしまっているのに、長いクラブだと余計にヒールに当たりやすくなるからだ。

逆にいえば、アーリー・エクステンションがどうしても直らない場合は、少し短めのクラブに変更することも検討すべきだろう。

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おすすめのTPIトレーニング

このクセを持っている人の大半は、オーバーヘッド・ディープ・スクワット(両腕を上げた状態でのスクワット)ができない。

こういったゴルファーは、背中から足にかけての筋力が弱い可能性があり、オーバーヘッド・ディープ・スクワットができない場合、特殊なトレーニングで筋肉をアップさせる必要がある。

2.スウェイ(スウェー)、スライド

スウェー
画像:スウェー
スライド
画像:スライド

スウェーとスライドは、スイング中に左右に必要以上に動いてしまう動作のことだ。

当然ながら、バックスイングで右方向へ、ダウンスイングで左方向へ動いてしまっては、正しくボールを打つことは不可能に近い。

スウェーは37%、スライドは31%ものアマチュアゴルファーにみられる悪い癖だ。

矯正方法

スウェイは右のひざ(右利きの場合)、スライドは左のひざの角度を出来るだけ変えないよう注意しよう。

また、「ゴルフスイングとは体の回転でボールを飛ばすこと」という意識を持つことで、左右の動きは幾分抑えられるはずである。

おすすめのTPIトレーニング

このクセを持っている人は骨盤の動きがスムーズにできないため、横方向の余分な動きをする可能性がある。

骨盤というのは脳からの指示が行きにくい部分なので、特殊なトレーニングをしないと動かし方さえ分からないのである。

心配しないでほしい、当記事の最後では、骨盤がスムーズに動かせるようになるだけではなく、飛距離アップに欠かすことのできない、骨盤の可動域が広がるエクササイズ「パカパカストレッチ」をご紹介する。

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3.リバース・スパイン・アングル(上体の起き上がり)

リバース・スパイン・アングル
画像:リバース・スパイン・アングル

リバース・スパイン・アングルの直訳は「脊髄が逆角度」。その名の通り、バックスイング中に、上半身がターゲット方向に傾てしまう症状だ。

この症状が酷くなりすぎた場合、脊髄損傷の恐れがあるから侮ってはいけない。(嘘)

アマチュアゴルファーの39%にみられる癖だ。

矯正方法

「飛ばしてやろう」という意識から、上体が起き上がってしまうので、力むことなくバックスイングで胸が常に下を向いているイメージでトップを作るようにしよう。

おすすめのTPIトレーニング

このクセを持っている人は広背筋の柔軟性が欠如している可能性ある。

しかしながら、背中の筋肉だけ鍛えても筋力バランスはとれないのだ。

つまり、スクワットと腹筋で、お腹と背中の両方の筋肉を鍛える必要がある。

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4.ハンギング・バック(体重が後ろに残る)

ハンギング・バック
画像:ハンギング・バック

ハンギング・バックとは、ダウンスイングで左足に体重が移動していない症状のこと。

左足に体重が乗らなければ、インパクトが一定にならないだけではなく、ボールにパワーが伝わらない。

筋力はあるのに、飛距離が出ないゴルファーは、真っ先にこの症状を疑うべきだ。

32%のアマチュアにこの癖がみられる。

矯正方法

トップからインパクトにかけて、普段より早く、左足(右利きの場合)に体重を乗せるように意識してみよう。

おすすめのTPIトレーニング

このクセを持っている人は右足の筋力不足、あるいは腹筋が弱い可能性がある。

片足立ちでのバランス、筋力アップと腹筋を鍛える必要がある。

5.チキン・ウィング(インパクトで左ひじが引ける)

チキン・ウィング
画像:チキン・ウィング

上記の画像を見ればお分かりいただける通り、インパクトで左ひじが引けてしまっている(抜けてしまっている)状態をチキン・ウィングという。

言わずもがなチキン・ウィングの状態では、正しいフェースローテーションができず、いつまでたっても、つかまった強く飛距離の出る本来のショットができない。

僕も含め36%のアマチュアにチキンウィングがみられる。

正しいインパクト
画像:正しいインパクト

インパクトでは、両腕がピンと伸びた状態が正解だ。

矯正方法

インパクト周辺で左わきを身体から離さないように注意しよう。

ただ、このクセは、練習器具やゴムチューブなどで強制的に矯正しないとなかなか治らない。

おすすめのTPIトレーニング

このクセを持っている人は、左腕の筋力不足か、左肩の柔軟性が欠如している可能性があり、肩の可動域を広げるストレッチに加え、腕の筋力トレーニングが必要である。

あなたのスイングポテンシャルが分かる!ゴルフ・スクリーン

TPI認定インストラクターによる、わずか15分のゴルフスクリーニングを受けることで、あなたの体の特徴と、理想のゴルフスイングに近づくための効率的なエクササイズが分かるようになる。

まさに、スポーツ医学に基づいた、身体の潜在能力の発見と解放である。

ちなみに、僕の場合は、左の股関節の可動域が少ないのと、肩関節と肩甲骨の可動域が狭いということが分かった。(1年前に肩甲骨の激痛に悩まされた原因はこれだったのか!!!)

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スクリーニングによる身体の欠点を、インストラクターから教わるエクササイズで補うことで、スイングの弱点が確実に克服でき、飛距離のアップとショット精度が格段に上がっていくのだ。

この実績こそが、上述したように「PGA、LPGAのティーチングプロにとってTPIの理論習得と認定取得は必須」と言われている所以である。

そう、プロの世界は結果がすべてなのだから。

飛距離が確実に伸びる!2つのエクササイズ

それではここで、TPI認定インストラクターの石井建嗣氏がすすめる、飛距離アップに効果的な、関節の可動域を広げるためのエクササイズを2つご紹介する。

自宅で今すぐできる簡単なエクササイズで、あなたのスイングは確実にレベルアップすることをお約束しよう。

肩甲骨の柔軟性向上「前腕プレス」


正しいゴルフスイングを手に入れるために、肩甲骨の柔軟性は欠かすことができない。

また、可動域を広げることで、スイングアークが大きくなり、飛距離も確実に伸びるようになる。

上記の動画は、元メージャーリーグの投手コーチで、ノーラン・ライアン、ランディ・ジョンソンらを指導したことで知られるトム・ハウスが提唱する肩甲骨ストレッチだ。

1日にたった1回、約2分のストレッチで、驚くほど肩甲骨の柔軟性が向上したことを実感できるようになる。

ちなみに、ラウンド前に行うのもおすすめだ。

股関節パカパカストレッチ


上述した通り、普段の生活において、骨盤をあまり意識して動かすことをしないため、このストレッチはゴルフの上達に特に有効だ。

同時に、バランス間感覚も養えるようになり、安定した下半身があなたのスイングの質を変えてくれるようになる。

このパカパカストレッチを繰り返すことで、骨盤がスムーズに稼働し、股関節の可動域が広がり、より大きなスイングでより遠くにボールを飛ばせるようになる。

こちらのストレッチは、両足20回を1セットとし、朝、昼、夜の1日3回程度は実施したいところだ。

TPI認定インストラクターが常駐する「ゴルフショップイシイ」

石井建嗣
画像:石井”パカパカ“建嗣氏

冒頭でご紹介した通り、当記事は、香川県丸亀市にある「ゴルフショップイシイ」の、TPI認定インストラクター兼、クラブフィッター石井建嗣氏に監修をお願いした。

石井氏いわく、「わずか15分のTPIのゴルフスクリーニングで、その人のスイングタイプと、鍛えるべき筋力が可視化でき、適切なストレッチを日々続けることで、確実にスイングが変わっていく。」とのことだ。

事実、お客さんの中にも、1ヵ月足らずでドライバーの飛距離が15ヤード以上伸びた男性ゴルファーもいるとのことだ。

何を隠そう、僕自身も上記2つのストレッチを絶賛実施中である。

初日のパカパカストレッチはふらついていたものの、わずか3日目にはバランス力が向上し、安定してパカパカできるようになっているのだ。

あなた自身も、スポーツ医学に基づいた最先端のゴルフ上達メソッドであるTPIを試してみてほしい。

現在、ゴルフショップイシイでは期間限定で「無料TPIスクリーニング体験」を実施中だ。

少しの勇気とTPIが、あなたのゴルフを変えることをお約束しよう。

お問合せ先:ゴルフショップイシイ
※「無料TPIスクリーニング体験」は事前予約が必要。

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まとめ

いかがだっただろうか。

今回は、TPIスイングデータ分析による、アマチュアゴルファーのゴルフスイング5つの悪い癖と、その原因と矯正方法をご紹介してきた。

ゴルフに限らず、まずは己自信を知ることが重要だ。

当サイトの過去の記事、事実。ゴルフ上達に効果あり!人気のゴルフ練習器具おすすめベスト5で紹介した、スマホホルダーを使用して自分のスイングを撮影してみることを強くお勧めする。

今回ご紹介したいずれかのスイングに当てはまることだろう。

また、動画でご紹介したパカパカストレッチを、気になるあの子に言葉巧みにトライさせることができた暁には、本物の愛のパカパカをGETできる可能性も無きにしも非ずである。

最後に

最後に「無料TPIスクリーニング体験」を絶賛受付中の石井氏(独身)の言葉を紹介する。

「僕とパカパカしましょう!継続すれば必ず効果が出ます!」

TPIの素晴らしさと、愛のパカパカを全世界に「シェア」、「いいね」しようではないか!

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